この記事を読まれているということは、
あなたは『プレゼンが苦手…』、『ブログの書き方が分からない』という方ではないでしょうか。
PREP法というのはご存知でしょうか。
PREP法とは『文章を構成する方法』のことです。
PREP法を修得すれば要点をつかんだ分かりやすい文章がかけるだけではなく、説得力のあるプレゼンテーションができるようになります。
そこで今回はPREP法についてお話をしていきます。
まずはPREP法を身につけて苦手なものから克服しましょう!
PREP法とは?
上から順番に文章構成をしていきます。
①Point:結論
②Reason:理由
③Example:具体例
④Point:結論をもう一度伝える
それぞれの頭文字を取ってPREP法名付けられています。
この法則に沿って会話や文章を作っていくと”相手に響きやすい印象的なストーリー展開を持って伝えることが可能となります。
プレゼンだけではなく、ブログ記事の書き方としてもかなり役立つのでぜひマスターしましょう。
PREP法を使うメリット3選
PREP法を用いるとビジネスのコミュニケーションが円滑になります。
その理由は『聞き手や読み手にストレスがかからない』、『記憶に残りやすい』、『無駄な時間が減る』3つのメリットがあるからなんです。
1.聞き手と読み手にストレスがかからない
PREP法が相手にストレスを与えないのは先に”結論”を伝えるからです。
ダラダラと話が続けば、聞き手や読み手は疲れてしまいます。
つまり!
探していた答えを最初に伝えることで相手の興味をグッと引きつけることができるのです。
2.話が記憶に残りやすい
検索でブログに訪れる読者の目的は答え探しです。
『自分が探している答え』をできるだけ早く見つけたいんです。
PREP法では最初に結論(答え)を述べ、最後にもう一度、結論(答え)を伝えるので結局何が言いたかったのか内容が記憶に残りやすくなっています。
そして結論後は、『なぜその結論になるのか』という理由を説明するので説得力のある伝え方ができるようになるんです。
3.インパクトが大事!無駄な時間は減らして
PREP法は最初と最後に結論を伝えます。
どうして最後にまた結論を言うのかというと、人間は忘れる生き物だからです。
『エビングハウスの忘却曲線』が有名ですね。
勉強しても20分後には42パーセントも忘れてしまうんです!
だから最後にもう一度結論を伝えることで相手側に深く印象づけることができるのです。
支離滅裂にダラダラと話し続けても、聞き手や読み手は理解できません。
もう一度説明したり、書き直したりと余分な時間が必要となり無駄な時間が増えていくわけです。
PREP法を使い無駄な時間はどんどん減らしていきましょう!
PREP法の例文
『あなたの好きな動物はなんですか?』と聞かれた場合を想定してください。
『PREP法あり』
私は犬が大好きです(結論)
なぜなら、犬と接していると疲れが吹っ飛ぶからです。(理由)
この前もドックカフェに行き時間を忘れるほど遊んでしまいました。(具体例)
だから私は犬が大好きです(結論)
『PREP法なし』
この前、時間を忘れるほどドックカフェで遊びました。(具体例)
だから私は犬が大好きです。(理由・結論)
上記を見比べるとどうでしょうか。
少し極端ですがPREP法を使うことで相手に伝わりやすい文章や話し方ができるようになります。
PREP法のトレーニング
では実際にPREP法を習得するために練習方法をお伝えします。
まずはこの2つを意識しながら練習してみてください。
1.メールでトレーニング
メールはPREP法をトレーニングするのに一番向いています。
理由は2つ
・時間をかけることができるから
・文字にしているから
会話の中でいきなりPREP法を使うことは難しいです。
しかしメールであればある程度時間をかけることができますし、しっかりPREP法を組み立てる練習ができると思います。
2.口癖『結論は◯◯です。なぜなら◯◯だからです。』
会話をする時に結論から伝えることを意識しましょう。
PREP法は、結論→理由→具体例→結論と順番に構成することに意味があります。
この順番に説明すると相手にも分かりやすく伝わりますよ。
最初は難しいと思いますが日々の会話の中に少しずつ取り入れてみてください。
そうすれば必ず身につきます。
まとめ
今回はプレゼンやブログで大切なPREP法についてお話をしましたがいかがでしたか?
PREP法は『シンプルに要点を分かりやすく伝える』ことに特化しているので普段の会話からビジネスまで、どんな場面でも使えます。
『何を伝えるか』ではなく『どのように伝えるか』を学ぶだけでビジネス上では強い武器となります。
自分には文章力がないと思っている方も安心してください。
PREP法を使えば相手に『分かりやすい』と感じてもらえるものを簡単に作ることができます。
この機会にPREP法を学んでぜひお仕事にも活かしてみてくださいね。